自己分析、ヘタクソかっ!
「よく人のこと見てるんだね」
たまーーに、まれーーに、こういうことを言われます。
こう言われると、私はやっちゃったなあ、と思います。
これ、褒め言葉じゃないですし。見ているから分かっているわけではないですし。
人のこと分析して、カテゴライズする癖。お世辞にもお行儀がいいとは言えない。でも、学生時代、いじめとかに合ってた人は分かってくれると思うのですが、
「他人をどこかに位置付けたり、言葉や行動に理由付けをしないと落ち着かない」
ということ。
これはやっかいなことで、なんとなく他人が「ピンクが似合うね」と言った言葉は「なるほど。今着ているオレンジの服よりピンクが似合ってたっていうことを婉曲的に伝えられているんだな」とねじ曲がった解釈で受け止めてしまうようなことになる。それは、実際に合っていることもあるんですが、自分のなかの他人像がどんどんどんどん膨らんで、その人とはかけ離れてしまう危険性も孕んでいるかと思います。
(つまり上記のようなことは実際には思っていないこともありますし、自分のなかでも「オレンジは似合わないといわれている」と被害妄想的な負の感情が生まれることに繋がっているということです。)
でも、いじめられている人って「なんで自分はいじめられているんだろう」「なんでこの人はいじめてくるんだろう」ってことを、誰とも話すことなく自問自答し続けているので、こういう癖(すべての言葉と行動に意味がある、自分がいじめられることには理由がある)がついてしまうのって仕方ないのかな、と思いつつ、もういじめなんて10年以上のことなんだから忘れたいよねってがっくしきます。
ただ、「その人」の自分への「態度」というのは、「その人が私にとっていい」と思ったことにつながるので、人との付き合いを続けるか、どうかの判断基準にしていいと思います。(まれに、無自覚で意図無しに、純粋に断定的でものを話したり、強い言葉や文章を使う人もいますけど、そういう人は仲良くならないと良さが伝わりにくいですよね……。ちょっと損していると思います)
さて、今回はそうやって人のことを分析するのに、自分を分析できないナオンの話です。
続きを読む流れるようなラストナイト・イン・ソーホー ネタバレ含む感想
皆さま、年が明けました。
まだまだ落ち着かないご時勢ですが、少しずつ笑顔の多い年にしていきたいですね。
私は餅が好きなんですが、
コイツを食べることによって体重が増えることは過去何度も実証されているので、
複雑な気持ちでいっぱい食べています。
さて、タイトルにも書きましたがラストナイト・イン・ソーホーの感想です。
私の感想は観た人にしかわからないのと(つまり観る前の人にやさしくないです)、この映画自体アテンションする内容なので(女性が性的暴行を受ける内容があります)それを踏まえたうえでOKな人だけ進んでください。
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自分のルーツを抱いて寝ろ
もう年の瀬ですが、みなさんいかがお過ごしですか?
私は確定申告のことを考えると、夜しか眠れないです。
今年は有給消化をした関係もあり、色々な本や雑誌に出会いました。
そのなかで沖縄や韓国の「故郷・地元に対する想い」と出会うことがあって、学びながら彼らの想いが尊重されることを願いつつ、ふと、
私はこの感情を知らないかもしれない、
と不安になった。
正しくいうと不安ではないかもしれない。滑稽で複雑な感情だ。
今日は掲題にもある、ルーツの話。
あくまで個人の話ですよ。
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病人と老人と、暮らす話⑦
もうあっという間に年末ですね。
母親が死んでもうすぐ4年経ちます。
もう大分色々なことを忘れていますし、
正直書く意味あるのかなあ、とも思いますが
思い返してみればそもそも私が文を書く意味なんてありませんし、
年をとって、
誰かに何かを届けたいという気持ちが
如何にエゴイスティックかということを知りました。
別にそういう活動をしている人が悪いとかは
全然思っていないです。
ただ、私はその「誰か」の「何か」にとって代わることは恐怖なんです。
だって人の人生の一部なんて私には荷が重すぎる。
喜びより先に腹痛がくるね。
そういった私は、壁に向かって
過去の私に語りかけるしかすることがないのです。
タイトル通り続きを書きます。
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仕事という名の毒気を抜いて
お久しぶりです……。
連続して私のブログを読んでくださっている方は、ほとんどいないかと思いますが。
1年以上放置していたのは、仕事に生気を奪われていたから、という言い訳をだだら書かせていただきます。
いつも通りオチもなければ価値もございませんが、お暇で本当にすることがない人はどうぞ。
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つまらなくて行き詰っている話を何回もする
またまた時間が経ってしまいました。
なんて意志の弱いやつなんだ、私ってやつは。
実はここで書いていない間に誕生日を迎えました。
故に今回は自身の人生整理の話な上、抽象的な表現ばかりのため
たぶん大体の人にはおもしろくないはずなので
ご了承くださいね。
続きを読む病人と老人と、暮らす話⑥
私の今の日常は忙しい。
というのも仕事柄。
数日前3年前の母親を撮った写真がFacebookで上がってきた。
そうか。3年前まではまだ生きてたんだな、と思い出した。
Wi-Fi環境も整ったので
(ブログが止まってたのはほとんど家にいず、寝に帰るだけだったので。少し落ち着きました)
久々、このブログ読んだら私が母親を恨んでて笑いました。
もうわかっていることですが
家族や親族って身近な社会で、人に愛されたり恨まれたりされやすい。
でも
死んだらもう何もできない。
死んだ直後はわちゃわちゃ処理(主に借金系ね)追われたり、
母親の知人に会ったり色々モヤがかかったような状態でしたが
もう3年も経つと、私も私の人生を歩きだしている。
今日も生きてますね。
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