居酒屋 焦げ鍋

お通しは焦げました

※ネガティブ注意

ベイビー・ドライバー ネタバレ含む感想

寒くなってきましたね。

12月がとても好きなので、冬が近づいたこと、うれしく思います。

 

 

どうでもいいんですが過敏性腸症候群の方、乳酸菌サプリ効きますよ。

なんか腹痛がなくなりました。どうでもいいんですが大事なことなので。

 

さて、もう上映も終わりというところですがやっと「ベイビー・ドライバー」観てきました。

レビュー評価に「音楽良い!!」とたくさん書かれていたので気になって約一か月。さっさと観に行け!と言う感じですが、まあ観に行けてよかったです。

一番感慨深かったのは私の座ってた列、みんなおひとり様女性たちでした。

みんな友だちだよ!!!(水曜は仕方ないね)

 

 

 

 

 

あらすじ

物語は銀行強盗犯たちを乗せた赤い車が、パトカーの追手を華麗撒くところから始まる。

天才的な運転技術を魅せる童顔の青年は通称”ベイビー”。サングラスと、耳には常にイヤホン。彼は”逃し屋”で、裏稼業のボス、ドクに訳あって飼われている。家に帰れば小さな部屋で耳の不自由な養父ジョーを気遣い、好きな音楽を大音量で聴きながら食事を作る。

かつて実の母が働いていたファミレスでドクからの”最後の仕事”の連絡待ちをしていると、「B-A-B-Y」(Carla Thomas - B-A-B-Y - YouTube)を口ずさむ新人ウェイトレスのデボラと運命的に出会う。実は過去の事故が影響で耳鳴りが止まないベイビーであったが、彼女と話している時だけは音楽を聴かなくても耳鳴りがしない。共通の音楽の趣味もあり惹かれあう二人であったが、彼の技術に惚れ込んだドクが易々と逃すはずもなく、”最後の仕事”を終えたにも関わらずベイビーを再び闇の世界に引きずり込む。

デボラとの出会いにすっかり舞い上がっていた彼であったが、逃れられない運命にむなしくなる。

ただ、デボラとあてもなく、ドライブしたいーーー

愛の逃避行を決意した彼は、彼女に電話をかけたのだった。

……

↓以下ネタバレ含む感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリー自体は何の変哲もない、下手すりゃ学生が書いたんじゃねーかというくらい単純?なもの(すみません。適切な言葉が見つかりません)。最後ベイビーが捕まってから、彼を弁護する人たちの話と彼の留置所生活シーンは

 

監督がやりたいことやり切って、途中で飽きたのでは……?

 

というくらいのものでした。(※個人の感想です。今回も特にパンフを買ったり下調べした訳でもないので)

ストーリー展開的にはちょっとしたギャグ要素も多く(突然無防備に前に出て銃乱射するダーリンや、何度も殺しても這い上がって来るバディとか、死と事故に抵抗のあるベイビーがバッツを平然と…以下略)、意外とライトに観られる映画でした。

重いストーリー大好きな私としては予想外れかな、と思ったのですが十分に楽しめましたし、結構好きな作品でした。

というのも監督がやりたいことがラブストーリーじゃなくて、運転や銃撃戦の映像と音楽の融合なんだなっていうことがストレートに分かる作品だったからだと思います。

音楽は聴いたことないものも多かったのですが、そんなことも関係なしにテンションをきちんとベイビーと共有できるような構成になっています。テキーラ

ただ、音楽に映像を合わせてるー、という感じではなくベイビーが音楽を聴きながらノッてきてるという形をとっているので不自然な感じが極力なくなっています。

音楽も古いものも多かったんでしょうかね。全て良かったです。サントラ欲しいなあ。

Focusの「Hocus Pocus(Focus - Hocus Pocus Live '73 - YouTube)」が流れる銃撃戦で、彼が車ではなく、しかし彼の運転並みに華麗な逃走劇が印象的でした。足で逃げるんかーーい!って笑

すごく良いシーンで気に入りました。

車では絶対無敵な彼ですが、走るのを観ているとやっぱり不安になるんですよね。それに不安を煽るロックが流れるの、素晴らしいですよ。

あとスタイルのいい男性が走るのは美しい。彼が、THE★現代細身の若者の体型なのが今回の映画で合っているし、逆にラストの5年後のシーンで違和感ありすぎでしたね笑

 

車はまるで分らないのですが、車好きな人(運転好き?)は最初のカーチェイスが一番テンション上がるところかもしれません。別のカーチェイスシーンではベイビーの心境が複雑になってきているのが伝わるので、一番鮮やかさがあるのはやはり冒頭の箇所です。

車に興味の欠片もない私ですが、カーチェイスのシーンもベイビーの助手席に乗るギャングと同じような顔してましたし(「し、死ぬ……!」ってやつ)、目を離す隙がありませんでした。後ろ向きでガーーーーッって逃げてくのも単純にすげーーーってなります。

運転中やドクと一緒にいる時の表情とデボラといる時の表情の差も分かりやすくていいですね。もともと表情が乏しいキャラでもあるので。

 

デボラがショッキングな出来事に対して(ベイビーが闇業界の人間だという事実や本物の銃を前に)「逃げるわよ!!」という男らしい姿を見て、ベイビーは本当に運命的な出会いをしたんだんあとほっこりもしました……。ほっこりする箇所も違うかもだけれど。

強い女ですよ、デボラは。

ダーリンはセクシーでかわいい。純粋にタイプです。私も「あいつ、私をスケベな目で見てきたの。殺して!!!」とか言ってみたいものです……。

 

まとまりないですが、これからDVDで観る予定の方がいれば、既にお分かりかと思いますがヘッドホン推奨。一人で観ろ、一人で。

車追いかけっこのシーンは、自宅だと残念ながら魅力が少し減ってしまうかもしれませんね。

あまり掘り下げることもないですが、映像として、映画らしい映画だったかな、と思います。気楽に見てください。

 

今回はこれにて。車系の映画、今度借りよう。